ベルイマンの「ある結婚の風景」の続編、遺作である「サラバンド」を見た。マリアンがあれだけ色んな写真を前にして語っている事が、物語を考える上で、マリアンの立ち位置を考える上でとても面白い。かなり久しぶりに会いに行ったユーハンの家にマリアンが入っていくとき、ユーハンの家の中の家具とかが自動的に動くのが面白い。カーリンの乳首に目が行き過ぎた。第五章のマリアンが教会でいるときの光の入り方がキレイだったけど、前後関係を考えるとちょっと気持ちが悪い。第九章でマリアンがユーハンに行ったセリフ(「古い映画の脇役みたいに文句ばっかり」)が良かった。
http://www.youtube.com/watch?v=oBFrEJK7oAg&feature=related