▼引き籠もってしまった。反省している。電話しても何故か通じなかった。これはとてもプライベートな話。

▼加藤と神藤が出るもうすぐ幕が開く作品の稽古場を覗きに行った。いろいろな部分いろんな意味で、こりゃダメだと思った。しかし彼らがやりたいのだから、やりたいようにやると良いと思う。見に行く人は、思った事を率直にそのままぶつけてあげないといけない、そんな風に思った。でも僕は意見を求められなかったので、一言二言だけ言って帰った。おそらく、彼らに足りてないのは、厳しさ、真摯さ、そういった類のモノ。小学生の遊びにつきあっているような気持ちになって、見ていて苦しかった。やりたい事をやる、その責任。それと演技って怖いなぁ、とも思った。演技は人をダメにする。(そんなのは演技じゃないだろうし、そもそも何を持って良い演技とするかは長くなるし、僕も思考中なので、ここで終了。)

▼ひとまず僕は、ああいったことを、全然やりたくない。ああいったことをやりたい人と、何かを一緒に長く培っていく事は難しい。価値観を共有する事からクリエーションを始めるべきで、クリエーションの土台をどこに置くのか、いつでもちゃんと考えていこう。そう思った。そして俳優も演出に対して、そういったことを思う権利があるし、そういったことを実際に思ってもいる。そう思われる事からモノゴトが始まります。ということを僕は忘れずにいたい。