▼日々。

1119 助成金申請奔走。深夜3時完成。深夜話他劇団制作話楽。
1120 クーラー・ソーグー観劇。
1121 独り芝居稽古。パンチって何だろうなぁ。
1122 独り芝居稽古して、東京へ。明日は飴屋さん作品。観劇後のサカイさんからメール来た。こういう柔らかな繋がりが嬉しい。

▼クーラー、とても面白かった。音楽があり、知っている曲で、しかも僕がかなり好きな曲だったりもして(これ使うか?ってぐらいあの辺の音楽好きな人からしたら敬遠するだろう曲だと思う)、最初戸惑ったが、次第に全然気にならなくなるほど、俳優二名がグルーヴィージャパニーズ。感服。見易さ、精度、異空間、舞台芸術。岡田さん、凄い。この作品は、もっと見られるべきだし、もっと深く考察されるべきだ(ってすでにたくさんされてるんでしょうけれど)。
一方、ソーグーは、何が面白いのか僕にはてんで分からなかった。んー、劇場外を見せる方法はよくあるけど、まぁその瞬間は面白いっちゃ面白いのだけれど、そのあと俳優が劇場に入ってくるくだりから、魅力がぐーんって高速落下する感じ。迷路はイベントライクで、とても退屈で最後だけ面白く、関西からあの「窮鼠猫をFUXXYOU」が出たことはやっぱり衝撃的で、僕はそういう点を絶賛したけど、自転車ダンスは、色々な枷が多すぎて、全然舞台芸術見てないおじさんおばさんが放つ「ふーんのレベル」で終わりかねない作品なんじゃないか、と思った。こういう作品が一部で称賛されるのは、殊に関西舞台芸術が「盛り上がり」を求めているからで、その盛り上がり需要に対して、どのようなモノを提示していくのか。アイホール前に、自転車乗ったちびっこ集団がいたけど、僕はその子らを5分程見てたが、そっちのほうがよっぽど面白かったかも。