チケットはまだたくさん売っている

▼Pan_offIceプロデュース「京都かよ!」、演出の伊藤です。小屋入りまで2日に迫りました。ちょっと僕なりに作品ご紹介。簡単に。

▼五人芝居「単身デストロイ」 作=村上慎太郎(夕暮れ社 弱男ユニット)
最初、脚本を読んだとき、僕が昔書いていた感じの作品に似てるって思った。で、出演者がごちゃごちゃが良いと感じた。ニュートラルな人じゃなくって、癖のある人を集めたかった。で、集まった。この五人でアンサンブルを奏でている感じがとても楽しい。とにかく稽古が楽しかった。もっと呑みたかったなぁ。でも、ずっと長い間苦しんだ。難産だった。一週間ぐらい前にぱかーんと開けたから、もう全然大丈夫だが。このでこぼこした感じの5名がいるってのが面白い。同窓会って感じです。

▼三人芝居「旅する娼婦のエチュード」 作=田辺剛(下鴨車窓)
男1名、女2名の作品だが、この男1名を誰にしようか、ずっと悩んでいて、結果的に筒井さんに出演して頂いて、どんぴしゃり正解だったと思う。そして、田辺さんの戯曲をこういう形で作品化出来て、僕はとてもワクワクしている。

▼二人芝居「ホワイト・ライ」 作=司辻有香(辻企画)
川井さんが、かっこいい。乙女であり、かつかっこいい。丸ごと女って感じがする。そうそういない。丸ごと女。惚れに来たら良いと思う、特に女性が惚れる感じだと思う。男役は神藤だが、静かな神藤である。司辻さんの戯曲は、キリキリ痛い。でも退廃的にならない。そこが凄い。

▼一人芝居「マラソロ」 作=山崎彬(悪い芝居)
難しい!!!!!! 一人芝居は難しい。さらに、山崎君の戯曲を舞台化するには、すごく手腕が試される。んー、30分に収まるかなぁ。収まってないなぁ。。。実に悩んでる、そんな小屋入り2日前。加藤のやる気漲る感じが面白くて、ある台詞をラップ調で言うところがあるんだけれど、加藤のラップばかりが上手くなる。それを見て、いつも笑ってしまう。笑ってちゃだめだ俺!!!! これは、オナニーについての作品、と僕は解釈しているから、僕ももっとオナニーしまくったらいいんだろうけどさ。。。鰻でも食うか。

▼って事で、ざっくばらんですが、京都の方もそうじゃ無い方も、是非是非来て下さい。パッとやって、パッと終わっちゃいますんで。颯爽と突っ込んで帰阪する予定です。