カンショウ

▼全く演劇を知らずに演劇を作る人はいないだろう。きっとなんか「面白ぇー!」ってなった作品があって、作り手に(意識的でもそうじゃなくても)回った人ばかりだと思う。で、今関西にいてこの「面白ぇー!」を与えてくれる劇団がいくつあるのだろうか。http://kansai.engeki.client.jp/ に載っている公演がすべてだとは全く思わないのだけれど、この中の何劇団が!!!!!!!!を与えてくれるのか。ま、人には人のテイストがあるので、一概に言えませんが。!!!!!!!!!!!を求めて一時期色々と小劇場を観たが、なかなか良い打率は叩きだせない。とか悲観的な事を言うのは良くないし、そもそもお前のところだって面白くねーだろ、とか思いながらこれを読む人もいるだろうが、少なくとも、面白いもの、!!!!!!!!!を求めて今は走っている気がする。短距離走は苦手なので、そろそろ息が切れて、8月頃にはぜーぜー喘いでるんだろうけれど、確信犯的に!!!!!!!を狙う人たちと、もっと色々ととにかく話したいと思うのだった。しかし、視点を変えれば、様々なところに!!!!!!は落ちている。!!の数が色々と変わるのは私の気まぐれなので気にしないでください。

▼といった意味で、悪い芝居山崎氏の合同公演は楽しみだ。三者とも知っているわけでもないけれど、先日山崎氏とは対談をしたのだ。ピーカブーvol.2の企画で。その時一緒に筒井潤氏も対談した。僕は筒井氏の結構年齢いってる差に驚きながらも、作品のぶっとび具合に痛く感動していたし、山崎氏の若いながらに非常に考えている事はしっかりしていて、頼もしかった。予定していた2倍ぐらい時間を使ってしまい、コーヒーがいつのまにかビールとかに変りながら、色々と話し込んだ。演出家同士の語らいは、良いなぁ。特に関西において、こういった会を持てた事を嬉しく思っています。それもそのうち紙面になりますので、しばしお待ちを。ピーカブーを立ち上げて、ゆっくりとでも、自分たちの集団性、スタイルを興行的にメディア化して、試行思考志向指向嗜好至高と、いろんなシコウをやるのだけれど、これを先日スカイフィッシュの小嶋氏は、「なぜ今フリペなのか?」ト言っていて、というのも彼はちょうどフリペを止めて、今はガイドブックに移行しているからで、ぼくはそのガイドブックも良いなぁって想いながらも、早くフリペを再開してくれって願っている。フリペは少なくともウン万円かかるわけで、無償でそれを配るのは、僕の場合は、ここにもあそこにも、色々と面白いものが転がっているだろうって事を、紙レベルで、ちょっとずつでも伝えられればとか思って。

▼やるべき事が残りながら駄文を生産し続けるのは何だか空しいなぁ。連絡すべき事項が多いのだが。う。ちなみに、今日からスプリンクルシアターです。あ、木下歌舞伎も行きたい。い。