虚血性大腸炎

▼実は、私虚血性大腸炎というものになっていまして、今日までかなりかなりかなりかなり体調が悪かったのです。虚血性大腸炎について詳しく知りたい方は、コチラへどうぞ。まず、最初に血便が出て、その後めちゃくちゃ下腹が痛くなった。血便が出た時は、もう泣きそうで泣きそうで。本番も近いのに俺は何を穴から血だしてんだか!、と思ってとてもブルーになっていた。昔から体調が悪い方なので、危ないなぁこれは、どうしようか。と思っていたんだけど、血便について調べれば調べるほど怖さがましてきて。次の日に速攻で病院へかけつけたわけです。その病院が上記リンク貼ってあるサイト。もう、御尻絡みで悩んだら、絶対にこの病院が良いと思います。手慣れてます。お尻についてまさに知り尽くしている。恐れ入った。

▼最初はレントゲンして貰って、採血して、薬も貰った。それを4日間ぐらい服用し続けて、次行った時に「たぶん大したことはないが、一応観ておきましょう」って事で内視鏡検査(御尻からカメラを入れる)の日取りを決めた。それが1月22日。

内視鏡検査をする当日は朝の6時起床、8時までの2時間を使って2Lの薬(大腸洗浄液みたいなもの)を飲まなくてはならない。大腸内視鏡検査前処置及び大腸手術時前処置における腸管内容物の排除。って事で。これが辛かった。意識が朦朧としながら、塩辛いグレープフルーツ風味の液を飲む。その名も「ムーベン」。よくよく考えたらこのネーミングにむかついてきて、それを必死で飲んでいる自分が嫌で嫌で仕方が無かったが、ムーベンはムーベン、2Lある、堂々としている。太刀打ちできるわけなく、ひたすら飲む。1時間ほどするとかなり腹がぐるぐるしてきて、トイレへ5回連続ぐらいで行った。最終的にムーベンは本当にムーベンで、水しか出なくなる。

▼で、お昼から内視鏡。病院へ行くと少々年配の看護婦さんが、何故かはにかみながら僕に一言、「はじめてぇ?」・・・思わず僕も笑ってしまい「はじめてですよ(そりゃ)」と回答。その後その看護婦さんは僕の恐怖心を和らげるために、「どこからきたの? ネットで検索したの? 今の時代はすごいね」などとお話してくれる。でもこれ、というかこの看護婦さん、僕が一番最初にこの病院に来た時にも担当して下さった方で、質問内容が全くその時と変わってないのが可笑しくてしょうがなかった。数分後、先生登場。早速肩と腕に麻酔注射。腕の注射の麻酔は驚くほど効果が早く、一瞬にして意識が朦朧。コカインとかこういう感じだろうなぁとか思う間もなく、先生が僕の御尻にカメラを差し込む。でも、思っていたよりは痛く無かった。というか、ここの先生は本当にベテランです。でも、腸が蠢く感じはぅぅぅぅって感じはありました。カメラが小腸に達する所で、画面を見せられた。「はい、ここが、綺麗に血管見えてます」みたいな感じで。自分の腸は観た事が無かったけど、かなり綺麗だった。朦朧としながら自分の大腸を見る愉悦。危ない感覚。

▼結果として、「問題ありません。」って事でした。だから軽い虚血性大腸炎だったと。検査後、麻酔がかなり効いてたので病院で寝かして貰う。30分ぐらい寝た後、若い演劇人の基礎講座へ。寝たには寝たけど、身体はかなり疲れていた。基礎講座の方は、イレギュラーな日程だったので皆さんにうまく連絡が回っておらず、参加者がきわめて少なかった。僕のミスです、すみません。って虚血性大腸炎と同じ日に書くことでも無いけど。。。