朝潮橋

▼ヨブメガネについては、昔のエントリーでも書いたが、とにもかくにも全員メガネである。私も今年メガネ男となった。どうも目が悪くなっていたのだ。頭痛がした。メガネをしている人は、みなすべからく頭痛を怖れてメガネをしているのではないか。そんな事はないのだろうけれど。

▼今日の稽古場所は、なぜか朝潮橋。まぁ、行ったことのない場所は楽しい。意外にも私が一番乗りであった。公園の横にそのセンター(名前は忘れた)はある。その公園には犬を連れたホームレスらしき人たちが多く集っており、しかもおじさん・おばさん・お孫さんごちゃまぜの密会(みたいなもの)も行われていた。とても平和な光景だった。将棋を指すホームレス。王は取られまいと思うその気持ちは、みんな同じだ。

▼今回、役者さんへは稽古前に宿題を出していた。つい先日アトリエ劇研で行われていた壁ノ花団『悪霊』の感想レポートを求めてみたのだ。勝手に求めてすみません。しかし、その宿題もいささか急だったので、チケットを取れなかった出演者の方もいる。そんな方々には「役者として気にしていること」というテーマで作文提出をして貰った。まだ提出出来てない役者も多いが、提出されたものを読んでみると、なかなかこれが面白い。作品創作の第一歩として、役者の気構えはある程度同じレベルにしたいと思うのだ。役者の力量を揃える必要はないが、気構えはそろえたい。皆さんが何十回も舞台踏んでいるのなら話は別だが、やはり片手で数えられる程度であれば、それぞれの気構えがまるで違う。口では「がんばります」かもしれないが、それぞれがそれぞれの味に気づいて無かったりする。役者の見てない所を発見する補助線を引くのが演出家の一つの使命だと思うので、その辺も面白くて仕方ないのだけれど、時間無い中で足並みを揃えるには、宿題・講義・WSが有効だろう。今日はWSと講義と本読みをした。

▼稽古終わり、大阪のとある場所でとある企画の立ち上げの打ち合わせ兼親睦会に参加。この企画、ちょっとずつ動いていますが、これも面白くなりそうです。決して閉じることなく、開きながらも「結んで開いて」していきたい。

▼今日、京都で活動しているカウパー団の存在を知った。明日公演があるらしい。ん〜、見ておきたい。