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▼これは読まねばって本がある。そりゃもう、沢山ある。で、実際に読み始めると、「ほら、やっぱり読まないといけなかったろ!!」って、何故か自分に言われる。そういう事言うなよ、俺って想う。でも、やっぱり言うんだな、そういう事。

http://www.ocpa-dive.com/2007_shikaku.htm
5月27日日曜日にDIVEのシンポジウム企画やDIVE総会があるのだが、私たちはFrance_pan出演者オーディションのためにいけない。パネラーの面子、そして話の内容等、とても面白そうなのだが、残念。映像記録とか無いだろうか。是非、観たいのだ。

▼少し唐突に書くが、関西演劇界の中で著名な方は何名か居られると想うが、現場や公演会場当日等にお目にかかった事が殆ど無い方もいらっしゃる。さらには、何媒体で、どう何を発信していらっしゃるのか、殆どわからなかったりする方もいる。僕の知見が狭いってのもあるのでしょうが、逆によく見る著名な方もいらっしゃるので、そういう差ってのは、何なのだろうと想う。ここのブログでも何度も触れたが、シアター・アーツという雑誌では、その年のベスト舞台芸術を様々な人に選んでもらうとき、必ずその年の観劇本数を書き添えるといったルールがある。これは、素晴らしい事だ。NEWSを論じるときも、事件を論じるときも、突発的な気持ちで述べられては、少し困るのだ。大学時代の旧友Sは、熱心な読書家であったが、彼はある小説家を理解するためには、必ず2冊以上は読むそうだ。真面目だと想った。なるほどと想った。時に勢い、4冊以上読んでいる時もあった。理解したいという欲求なのか、好きになりたいという欲求なのか、純粋に好きになったのか、それはよく判らない。何故なら、私がそれを問いただしても、「ん〜、つまらん」といって、さらに本を読み進めるのだ。おい、本当は好きじゃないのか。

▼ちょっと、話が脱線してしまったが、要は芸術の好き嫌いに対して妙にセグメント化せず、ホリスティックに現象を捉えられるように心がけた方がモノゴトは進化/深化するのではないか。(誰しもがそうなる必要は無く、芸術創作者と享受者を繋ぐ、仲介者のヒトには是非そうなって欲しいという気持ちです。)私は個人的に6月2日公開の『大日本人』が色々な意味で楽しみでしょうがないし、同日に公開される『監督・ばんざい!』も気になってしょうがない。このコインシデンスに対して、阿部嘉昭氏の名前を思い浮かべる人も多いと考えたい。