指輪ホテル/CANDIES girlish hardcore

不覚にもラストで涙が零れそうになった。この「不覚にも」と言う部分に、指輪ホテルを鑑賞する上での、あらゆる要素(パフォーマンス性・メロドラマ性・笑い・ジェンダー・脱力・コドモ・現前性・SEX・etc)が混ぜこぜになっている。こういった作品を見る事は、舞台芸術の魅力の再発見・再認識に繋がる。久しぶりに観劇後、一人になりたかった。(結局は、永見・本條ととぼとぼ1時間ぐらい歩いて飲むはめに。二人とも大層興奮の面持ち。勿論、僕も彼らの何倍も興奮したし、(良い意味で僭越ながら)嫉妬した。来週は僕たちがあそこに立つのだ。あの舞台に「いる」事を強く意識する。)
明日、3月3日日曜日までやってます。前売・当日ともに3500円ですが、かなり素敵なブックレットもついて来ます。僕たちの公演間近だったけれど、本当に観に行って良かった。

http://www.seikatheatre.net/play.html