稽古オフ

▼稽古休み。久しぶり。でもFP仕事がある。過去の公演のDVテープを探さなければならない。フラパンの映像アーカイブ率は現状悪い。どうしようか。。。で、探したら案の定無かった。DVテープの代わりに、どでかい冬用の掛け布団が出てくる。いらないよ、君は!!!

▼この年にして読むのはどうかと思うが、電車の通勤時間中、大槻ケンジ「グミ・チョコレート・パイン グミ編」読了。青春を求めて読んでしまった。今日読了すると思い、わざわざCDウォークマン筋少のアルバムを入れた。妙にマッチ。立体的にオーケンを感じる。

▼フラパンWEB更新に向けて動いている。Re:ビョーキに関してのインタビューなども載る予定だが、そのゲラチェック(でよいのですかね?)がめちゃくちゃ難しい。言葉一つで印象が随分変ったりするので、慎重になっている。これは恐らくマスコミ関係の方であれば、誰でも経験する(新聞部等に学生時代所属していた人もそうだろう)事なのだろうけれど、見た目って言うか、世間体って言うか。ブログよりも作品よりも、インタビューの方が個人としての僕の人格出ちゃうと思うので、やっぱりここは上手くやりたい。あ、こんなこと書いたら、僕の二面性がそのインタビューとここの語調との狭間で露呈しちゃうだろうけど、そんなのは良いです。ブログの温度と公式WEBの温度は、やっぱりちょっと違うので、公式WEBに載せるって事で数名で頑張って動いております。喧喧諤諤と。

▼最近、本当に自分の時間を満喫出来てない気がする。じっくりと何かに触れるっていうことが本当に少ない。これはダメだ。どこかに篭りたい。本を読むために1年を棒に振る人がいるが、そういう事をやりたいと思うのだ。でもやっぱり現状無理なので、どこかでわたし自身が無理をしなくてはならない。戯曲を書かなくてはならない中、マイク・マイヤーズの演技とか見てると、何だか不思議と全てがどうでも良くなるから怖い。

▼硬質なモノと触れ合わなければ、軟弱になってしまう。賢者はさささっと意見を述べるが、やっぱり古典や哲学書を読むには時間を要する。彼らはさささっとした態度をとるため、じじじっと腰を据えて(時には酒を煽りながら)、それらの作品に触れ合ってきたのだと思う。さささっとした態度が取りたいからとかじゃないけれど。単純に自分の骨身まで沁みさせたいモノがこの世には溢れているから、勿体無い気がするのです。で実際問題、本当に骨が寂しい感じがするのです。自分でも想像力等でその寂しさは埋めますが、なんかこういう気持ちが時に起こります。ま、でも最終的に、自分の想像力でそういった人間臭い寂寥感を己の高揚感に変える事が出来る人がアーティスト足り得るのでしょう。オカズ抜きで頑張る方法を考える事が想像力の源。ご飯の話です。