壁越え

KAVCチャレンジシアター 3 pieces 参加作品 「Re:ビョーキ」 無事終了しました。ご来場くださった皆様方、本当に本当に有難うございました!!!!! 今回はアフター・トークもあって、寧ろ、そいつが一番緊張してしまい、殆ど何も発語できなかった。残念。

▼昔から、人前で意見を言う事に躊躇いがあるコでして、授業中に挙手をする事を恥ずべき行為だと考えていた僕は、大衆の前では実に引っ込み思案なのだなぁ、と改めて了解。三団体合同のアフター・トークなので、尚更そうした妙な衒いが出てしまい、本当に後悔した。あまり話した事の無い人の前だと、その人との温度差を探る形で対話してしようとしてしまう。僕的にこれは凄く普通の事なんだけれども、やっぱり表現者同士、意見ぶつけないと、弁証法で言うところのアウフヘーベンが全くなされない。適切な言葉で無いかもしれないけれど、舞台表現者の先達の前で思考停滞に陥らないようにしなければ。通俗的な2チャン状態になってはいけない。何かしら僕の目標値があるのならば、作り手と受け手での真摯な対話をしないと。全てを止揚しないと、演劇的地価は下がる。微温湯に浸かっていても退屈なんだ、と肝に銘じたい。

▼てなことで、僕はアフター・トークでの無念を晴らそうと、アフター・トーク終了後、金満里さんの元へ駆け寄り様々な話をさせていただきました。何故演劇をやっているのか? 核の部分は何があるのか? 役者の身体性の考え方等々。本当に貴重な時間でした。心臓を何度も貫かれた。そんな気分でした。

▼呑み会は、三団体一緒に。新開地の八喜為。駅近です。楽しかった。狭かった。25人ぐらいいたけど、乾杯後のあのコップを維持でも全員と鳴らそうとする儀式。あれは面白いな。人が花粉に見える。社会的群舞。

▼今回の公演での僕的な収穫は上記あげた金満里さんとお話出来たこと。そして、素晴らしいスタッフさんと関われた事です。フラパンはちっとも演劇的常識を知らず、やんちゃな仕込み・バラシをしてました。それをちょっと考えさせられました。やんちゃは好きですが、多少考えようかなと。多少じゃ駄目か。また怒られるな。繊細さを持たないとな。はい。全スタッフさん、本当に感謝してます!!!

▼そして、フラパン夜更かし。しかも公演→公園。AM3時になって、相当寒くなりファミレスへ。ホットミルク4、コーンスープ2、オニオンスープ1、ドリンクバー1。全員始発で帰宅。