雪が降る

雪が降っても全然感動出来ない自分にちょっぴりショックを受ける。
でも雪の中、原動機付自転車を一生懸命押しているオバチャンには感動した。

先日向陽の人と呑んだ。(昔僕がいた寮の名前が向陽寮。全く日のあたらない北向きの部屋の子も向陽寮。)

彼は先生になるらしい。世間の常識を一杯知っている。僕は色々と教えてもらう。特に政治の事。

お恥ずかしい話、僕は政治に興味が持てない。「無い」のではなく「持てない」。そう信じたい。
政治を憂う前に、僕は自分の生活向上を憂う。国という単位で物事を考える事が難しいと考えてしまう。世界が100人の村だったら的な、微分の考え方じゃないと上手く理解出来ない。だから、子供ニュースは好きだ。

政治を語る人を見ると、僕は何故だか、ゴータマ・シッダールタのことが頭に浮ぶ。ガンジーとかも。あ、あと24の黒人の大統領。マイケル・ムーア。あとチョムスキー。バシンスキーも浮ぶ。フォークの世界の人々とか。ジミヘンのアメリカ国家とか。何だこのセレクション。

充実した呑みだった。色々本当に勉強になったし。
向陽の人、S君が語った言葉で、一番印象的だったのは、「ビートたけしはセコイ」ということ。

S君によると、汗水たらして動き回る政治家が評価されず、一言二言、政治への発言をポンとするだけで尊敬の念を抱かせる「たけしはセコイ」となるらしい。

多少の屈折した感情が混じっている気もするけれど、こういう意見を言うS君に僕はいたく感動したし、突然変化球投げてみるけど、彼の中学生時代に書いた絵本の素晴らしいこと!!!

「えっちゃんのまほうのえのぐ」

「S君のまほうのビールサーバー」から注がれる生ビール呑みながら読んだ「えっちゃんのまほうのえのぐ」。

そんな素敵な一日でした。
(ただ欲を言えば、まほうの暖房器具が欲しかった。。。)