歯医者スペシャル

さ、歯医者スペシャル。今日、客演本番初日だと言うのに、私は朝から歯医者へ。

や〜、歯科衛生士(女の人)の美しい事!そして萌え萌えしながら、歯の痛みを耐える僕の阿呆な事! そんな魅惑的な二人が出会った場所。それが西川歯科医院。

「はい、どうもおはようございます(美)」
「あの、さっき電話した伊藤なんですけど(馬鹿)」
「はい、じゃこちらを記入して待っててください(美)」
「はい(馬鹿)」

見つめ合う二人の唇はやがて自然に重なる(馬鹿)

・・・そんなスタートだった。気もする・・・

詳らかに語ってもしょうがないので要点だけ。

・私は初診でいきなり奥歯を抜かれた。
・先生が優しい人で、口内炎まで治療してくれた。
・最先端技術に感動した。

以上。

左下奥にあった親知らずが相当酷い虫歯になっていたのだ。神経まで達しているほどの虫歯。裏で衛生士の人たち(美女)の話し声がする。

「これは、痛いわぁ」

そそ、そんな!! 萌え萌えしてた私も、何だかちょっぴりセンチメンタル。

突然先生登場。
眼前のディスプレイ上に私の歯のレントゲン写真が映る。(おぉ!すげぇ!)
先生の説明。大変判りやすい。そして一言。

「じゃ、今日はとりあえず、これを抜きますね。」

えぇ〜?! そういうノリでいいの!? 抜歯ってそういうノリなの!? 私の心構えは!? いつ「よし!頑張るっ!」って想えばいいのぉ〜〜〜〜〜とか何とか独白しているうちに、先生は私に麻酔を打つ。それはすぐに効いた。そしてすぐに抜かれた。抜かれた瞬間、助手の人が抜いた歯を真空パックに入れて、速攻僕に手渡して言った。

「はい、これが抜けた歯です!」

・・・・・・えぇ〜!? そういうノリなの!? そりゃ渡されて「僕のじゃない」なんて嘘もつけない代物だから、貰っときますけども。速攻渡すこたぁないじゃないか。本気で笑いそうになってしまった。

血を止めるため脱脂綿を噛む事20分。いつの間にか目の前のディスプレイはレントゲン写真から、な〜んか美しい風景写真に変わっている。その華麗な写真は5秒づつ変化していたのだが、2枚に1枚の割合で、「二人の幼い子どもが朝日輝く公園のベンチで歯磨きをしている写真」が交じっている。私はこのモンタージュ効果に絶句。最先端だと想った。そうさ、俺は虫歯になったんだよ!、と逆ギレする人が大半だと想うのだが。。。

そんな感じで治療は終了。
で、客演初日も無事?終了。
明日は、抜歯した箇所の消毒です。

注:ゲネの時間、ずっと私の口左半分が麻痺っていました。舌足らずなしゃべり方になってしまいました。関係者の皆様、づぅもしぅみませんでじつぁ。

後書:口内炎の治療には、レーザー光線を使いました。すげぇ最先端。口内炎に最先端。すると先生が、「ヤクルトのミルミルとかが口内炎には結構効くんだよ」とおっしゃってました。口内炎とミルミル。何かいい関係だなぁって想いました。ちなみに、ふらぱん関係者のMは、「塩を揉み込むといいよ」と言いました。それは嫌だなぁって想いました。明日、先生に冗談半分で聞いてみます。でもどうしよう、もし先生が「うん!ミルミルと塩が一番かもな!」とか。。。