胃の調子が悪くて憂鬱であるにしろ

▼間もなく1月22日である。この日は、お昼に新大阪に行ってWSしてから、ウイングでODCがある。そして、2月頭には名古屋WSがある。ってことよりも、4月の作品に向けて色々と動かねば。色々と動くと、諸事情で静かに黙っていないといけない部分もあったりして、それが歯がゆい。

▼昨日、今日はFP新人募集の3次審査であった。募集チラシ撒けてないと反省してたけれど、ちゃんと応募があったのでよかった。結果はまた後日。次回は、黄金週間付近で募集かけます。何でこんなにも頻繁に募集をかけるのか(でも常時募集のところもあるな。よく対応できるなあれはあれで)というと、今FPを15名体制ぐらいにしたくって。そうすれば、もっと周辺作業が楽になるだろうと思っていまして。1桁を脱出したい。で、毎週新人向け稽古をして、小作品を作っていきたい。古典やらを読んでいきたい。と同時に、面白い俳優ともっと出会いたい。先日本條出演の通称M_プロを見たけれど、京都には素敵な俳優がたくさんいることを改めて実感した。それは、打ち上げの席でもそう思ったし、観劇中の舞台側でもそう思ったし、観劇後の客席側でもそう思った。では、大阪にはよい俳優がいないのかといったら、全くわからなく、最近は全く観劇出来てないので、実はここにいましたあらすごいねぇー、みたいな人が絶対いるだろうと思いこみたい。が、さまざまな場所で感じることは、やはりある種の傾向とある種の傾向とが大阪ではがっつり、それはもうがっつりと別れているっぽくて(詳細不明)、それを11月ごろにHさんと話していた時は、OMS、ライズワンシアター、精華小劇場、といった劇場名を出しながら、その辺の問題を話し合った(浮浪者が貯まる喫茶店コーナーにて)。地方にいって、エンタメと現代劇って分け方をすると「へ?」みたいな顔をされる。実際、僕もこの分け方には飽き飽きしてて、同様に「へ?」顔したいんだけれど、なかなかそうもいかない。どこかに境界線があって、それを越えることが大事ってか、意識しつつもあえてそれを無視したり利用することが作り手としては大事なのであって。僕は何とかその辺の、曖昧なボーダーを意識的にミックスしたいといつも思っている。確かに、どんなアートにもジャンル分けってのはあるにはあるけれども、ジャンル間・劇場間を貫通するような作品・集団・考え方がもっと出てきてもいいんじゃないか。演劇が持っている力を全方位的に牽引出来る人材が、今大阪に必要だと思う。

▼確かに、全方位的に牽引するってのは、並大抵の力では出来ないけれど、目を凝らせば、さまざまな場所で、そういった事につながるようなイベントは行われている。たとえば、明日行われる下記イベントなんか、そういったもののひとつではないでしょうか。

異・同分野交流サロン「月曜倶楽部」
「現代演劇は衰弱に向かっているのか!?'09」
『僕たちにできること』
日時:1月19日(月)7:30
出演者:相内唯史(in→dependent theatre)、間屋口克(大阪現代舞台芸術協会理事、精華小劇場・事務局)、
寺岡永泰(ウイングフィールド)
料金:1ドリンク付き500円

点はある。まだ線になっていないだけ。そう思いたい。

▼点と線の事を考えていたら、宇多田ヒカルの事を思い出した。今年の春発売です。
http://www.emimusic.jp/hikki/uh_10th/