書庫譚

▼先日、私は眠りながら「しょこたんっっっ!!」と大きく叫んだそうだ。嗚呼、アンコンシャス。目玉を高速に回転させながら、私は何を整理していたのだろう。しかし、一日に幾度となく更新されるあのBLOGの中毒性は高い。あれは意識の流れ小説ならぬ、意識の流れブログだ。人の意識の流れを追えるのだから、こんなに楽しい事は無いのだ。しかも、追っていけばすぐにわかる事だが、なんだかとっても楽しそうなんだ、しょこたんは。貪欲であることは良いことなんだと気付かされる。一人称で「私は〜〜を欲する」と言えることの素晴らしさがあのBLOGには満ちている。そんな気がする。あんま読んだことないけど。

▼さて、先日母校の図書館から本を数冊借りた。と言っても、まだ学生である神藤に頼んで借りてきてもらったのだが、母校の図書館には既に絶版でかなり探すことが困難な演劇関係の本(特に外国もの)が、やはり多い。書庫に眠っている。大阪市立中央図書館と同じくらい眠っている。先日も、ベケットやイヨネスコに並ぶ不条理劇の作家アダモフの戯曲が載っている「現代戯曲集」とやらを借りてきてもらった。そして、イヨネスコの「ノート・反ノート」も。これは、非常にうれしい限り。今、アダモフに少しはまっていて、ピンポンという戯曲について今いろいろと調べたいと思っている。今日のフランス演劇、という白水社が1966年に発行した本に載っているらしい。ほー。

▼とか何とか考えていたら、ネットで何故かアラバールの公式サイトとか訪れてみたり、R.フォアマンのサイトを訪れてみたり。フォアマンのサイトには、自由に使えるテクストの断片が落ちていた。そして毎週金曜日AM10時には1月に上演される新作のリハーサル風景がネット上で見られるらしい。つまり、日本時間で言うと12月1日0時にココを訪れれば、リハーサル風景が見られる計算になる。(NYとの時差12時間。)かなり興味をそそれる。チラシは、ココ。ほー。

▼Lマガジン1月号に演劇を見た感想をちょっくり書いてます。よければ見てください。67pです。