▼昨夜は、炬燵で半袖で睡眠。気づけば朝。妙にだるい。風邪っぽい。仕事場でも「大丈夫ですか?」と言われた。友人に風邪薬を奪い貰い、昼飯時に飲む。元気が出た。汗が出た。

▼久しぶりに大量にCD。イメージを脹らます。ドイツのトータスと謳われている人たちのCDがシネマテークな匂い。

▼P.オースターの『孤独の発明』を読み始める。アメリカ文学専攻していたにも関わらず、この王道を読んでこなかったのはなぜだ。それはきっと、僕が中学生の時分、「幽霊たち」を読んで、そのころ全然本読みをしない私、とてもそれが難解に想え、しかし高校生の時分に観た「スモーク」が余りに傑作だったので、P.オースターがますます謎めいてきて、何所か遠慮していたのかもしれない。読み始めて2秒で気付いた。何を怖気づいていたのだろう、私と。不勉強を反省。これは、どうやら、読み耽る予感。

私は男と握手をする。そのとき私は、彼の手と握手しているとは感じないし、彼の肉体と握手しているとも感じない。私は彼と握手をしているのだ。

Absencen