来週本番ですが、とりあえず来月の話

▼貝を棒でが始まります。その前に宣伝しておきます。これは、全然来週の本公演『貝を棒で』とは関係無いのですが、こっちにも多くのお客様が入って欲しいので、宣伝しておきます。無料です。詳しくは、應典院のイベント情報へ飛んでほしいのですが、特別講師として来て下さる宮城さんのコメントを取り急ぎ引用しておきます。

演劇を始めるには国家資格もいりませんし、早期教育もいりません。だから演劇界に参入する人の数は膨大ですが、そのなかで「プロ(=やりたい演劇をやって生活できるひと)」になれるのはほんのわずかです。その倍率は、ほかのどんな仕事にもまさると思われます。つまり、プロの演劇人というのは医者や弁護士や公認会計士以上のエリートなんだと言ってもいいでしょう。しかも、明治時代に学校教育に編入された音楽や美術と異なり、日本社会の中での演劇というものはまだ黎明期にあると言えます。つまりいま演劇のプロを目指す人というのは、明治維新の頃のエリートのようなもので、自分たちの工夫と努力でなにもかも新しく作ってゆける可能性を背負っているわけです。・・・実にやりがいのある仕事です。さあ、「一生を棒に振って演劇に関与しよう」じゃありませんか。――宮城 聰

▼多くの方のご来場をお待ちしております。詳細は、こちらです。