湿気/ケンカ考

▼小雨。最近、気象がおかしい。漢字変換すると可笑しい。からっとしない。いや、冬だからしんとしたい。しんとすると思考が冴える。犬の散歩したい。

▼そういえば、昨日は淡路にて呑んでいたのだった。二人打上だったのだった。ジャンボフランクフルトを食した。味が選べるらしく、チョリソー・チョリソー・バジルと注文した。僕はすかさず「チョリチョリバジル」って言ったら、店員の女の子は苦笑。ごめん。

▼帰宅しても床や壁がねちょねちょしている。布団、言わずもがな。除湿機が真剣に欲しい。色々と探していると、やっぱり象印の「水とり名人」が良いと判る。さすが象印だ。コドモの頃、クイズ ヒントでピントを良く見ていたのだけれど、あの頃からメーカー名といい、ロゴと言い、何て素敵な企業なんだろうと想っていた。そして、改めてHPを確認してみると、やはり本当に、とてもとても、今でも継続的に味のある会社のようだ。まず、私が驚いたのは正式会社名。「象印マホービン株式会社」と言うらしい。魔法瓶はマホービンだったのだ。現在、信憑性が問われているWikiをとりあえず孫引くと、会社名の由来はこうだ。

なお、社名に象を採用したのは、アジアでは神聖とされ、性格が温厚だが、ひとたび怒らせばライオンをも倒すその強さに因んだといわれる。また、魔法瓶がカタカナ表記なのは、漢字ばかりでは堅苦しかったためだとされる。

「ひとたび怒らせば」というフレーズがなんとも言えず良い。

▼また、象印のホームページには「生活レシピ」というコンテンツがあり、そこでは様々な日常茶飯事のアイデア、レシピ集等があって、なんとものほほんで素晴らしい。その中で特に私の目を惹いたのが、「象印調査シリーズ」。私は常々「いじめはNEWS報道されるが、何故けんかについては殆ど報道されないのだろう。同じ三文字なのに」と考えていたのだが、ついにそれを発見したのだ。ケンカについての報道。しかし「ケンカ」と言う言葉には、どこか馬鹿の匂いがする。いじめとは違い、陰湿な感じも全く無く、むしろ健全な人の営みだと想う。誰しもケンカはするものだ。それを真剣に調査した象印は偉い。人との関係性に悩める人たちは、是非この調査結果を読んで欲しい。私は読みながら、何度も笑ったけど。
http://www.zojirushi.co.jp/topics/kenka.html