スペアー

▼スペアー改訂・執筆中。

▼公演詳細は来週掲載予定です。インディペンデント1stで行ないます。結構値段はお手ごろだと思います。ロングランプロジェクトと言う名のプロジェクトの第一番手みたいなプロジェクトだと思います。公演名は『スペアー』です。是非是非お越しください。詳細はほんとすぐ載せます!!!!!!!

▼倍率を上げたくないので独り内密ですが(上がるのか?)、今年は面白そうな公開講座がちらほら。探ればすぐ出ると思います。大阪やら京都やら。僕は、ちゃんと授業で演劇や舞台芸術を習った事が皆無に等しいので、別にそれはそれで良いかなとも思うのですが、折角機会があるのならば是非受けてみたいと思い、今年はそういった公開講座を受けようかと思ってます。(矛盾の多い文章だ。。。)皆無と言っても、5,6年前、有難くも一年アメリカに居た頃、DRAMAと言う授業を受けてました。一番最初の授業で、ボールの絵ばかり鉛筆で描かされていたのが印象深い。あと、通っていた大学のゼミでもアメリカ演劇を一年だけ専攻しました。エンジェルスインアメリカをやった事をよく覚えています。ドラマ化されたやつ見てないです。アルパチーノ。確かどこかにビデオが。。。しかし、うちの神藤は羨ましい。来年帰って来る予定だそうです。

▼先日、9月12日の稽古で美術のサカイさんにワークショップをやってもらいました。映像のGYUがmixi日記に感想書いているので、ちょっと無断で抜粋掲載します。


昨日の稽古でWI'RE主宰、サカイヒロトさんのワークショップを体験。テーマは「人と空間」(だったかな)。具体的な内容についてはここでは書かないけれども、周囲の空間に実際に存在する物、あるいは自分自身と自分の頭の中にあるそれらのイメージとの相違に気付く事ができるものであった。
健常者であれば普段生活をしていく上で、常に視力、聴力によるフィードバックをしながら体を動かすことができるが、それらを取り去った時、いかに自分の目の前にあるものを認識できていないかということに気付く。
普段使わない神経を使って動く役者さんからは、その人の個性が自然と滲み出してきて、人間ってこんなにも一人一人違うものかと感じた。

▼「意識の枷を外して、自分の身体をヒトガタとしてオブジェ化する。その時の空間の体積・密度、空気の流れ(波動?)等を体感する。身体・精神に負荷をかけたときに表れる何か。」恐らくそういった事が狙いのワークショップだったと思います。物語性を排除していくような創出方法が僕には新たに凄く興味深くて、と言うのも、僕は物語嫌いと言いながらも「詩性」といったものは凄く好きだからです。しかし物語性と詩性を今すぐ比較して語ることは省いて、(とりあえず筒井康隆氏が詩があまり好きではない、と言う事だけ挙げておきます。確か「着想の技術」でそう発言しています。)、とりあえず単純な動きの繰り返しによって立ち上がる硬質な詩性を出すことは僕は余りしてこなかったと思うので、大変勉強になりました。役者を精神的・肉体的に追い詰めて表れる何かはやっぱり舞台でこそ直に響いてくるもので、徹底的に追い詰める方法(特に役者の意識の問題も大きい)は大事だと改めて思いました。ちょうど荻野目慶子のインタビューをトイレで読んでりしたので、余計そう思うのかもしれませんが。

▼余りTV見ませんが、今週は何と無く死生学な一週間でした。