発注した側とされた側

▼記憶を辿って書く。この日はフラパンのチラシを今年かなり作って頂いているナノプローグさん(数名のアーティストからなる団体)と談合した。多忙を理由にしてはいけないのだが、ビジネスライクな談合は初めてだった。これは凄い。マヤグチは何度も会合していたのだが。僕としては、前回洟垂れバナレに何名か足をお運びいただいた時に軽く話した程度だった。おしゃれなカフェにて談合したのだが、こちらの不手際が多く、なかなか上手く話が進まなかった。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。双方とも若いので、ってのも全然理由にならないし。こういうかちっとした現場で、マヤグチは余りに相手を立てすぎて、逆に話しがし辛いのだが、彼はなかなかそれを直してくれない。彼の人間性だと言えばそうなのだが、以前なんて一度発注者に対してマヤグチがひたすら「ごめんなさい」と言っていて、別に何も悪い事などFP側には無いのに、発注するという概念自体がマヤグチにとって「ごめんなさい」だったのかもしれない。その時は、映像GYUに仕事を頼んだのだが、GYUから「あまりごめんなさいと言われると、やる気が逆に無くなりますよ」的な発言があって、僕は苦笑い。確かにそうだよなぁ。やはり仕事はかちっとしていきたい。かちっとしてる分呑みなどはゆるっと。抜く部分も無いと、やっぱり人間ですから。昔々、スペースシャワーTVで、何だか書くのも言うのも恥ずかしいけど素敵なエンターテナー「YOU THE ROCK★」氏が、「仕事を真剣にやる奴は遊び方も上手いっ!!」と言っていたのを思い出した。