演劇制作者/丸 井 重 樹 氏より返信ありについて

MSとは演劇制作者でありベトナムからの笑い声の丸井重樹氏の事です。

と、いきなり実名を出すのは返信が来たからという理由が直接一番大きいのですが、実名を伏せる行為によって、私(野次馬も含め)を無意識にワクワクさせていたからです。ワクワク感とは、「私にはあまり関係無いけど、事件性として面白いぞ」みたいなものです。または、「イニシャルだから好き勝手言いまくれるぞ」みたいなものです。一人の人間同士、私も責任持って発言するためにも実名を出すべき、と真剣に思いました(思わされました)ので、いやそれは本当に真剣にそう思ったので、この場でMSの実名を出します。イニシャル表記はやめます。兎に角、私が憤っていたのは「象を使う」で制作をしていた丸井重樹氏に対してでありました。

(正直、イニシャル化して一人暴走していたのは、私なのだと思います。丸井氏には、この場を借りれて結果的に中傷となってしまった日記を謝罪します。本当にごめんなさい。)

昨日メールしたところ、早速返信が来ました。非常に真摯なメールでありました。丸井重樹氏自身から一通、そして演劇計画2005 企画担当 丸井重樹、演劇計画2005 制作スタッフ一同との名目で一通来ました。本当に真摯な返答で、僕が如何に幼稚に(つまり暴走して)対応していたのか気付かされました。大人な対応でした。私のブログへのコメントではなくメールにて対応されたのですが、それは賢い判断かもしれません。いや、判断ってのも誤解を招きそうですね。えー、ブログって怖いですから、誰しもアクセス出来ますから。よって、私の丸井氏への怒りが明らかに中傷に見える過去の日記を削除しても良いのですが、私が本当にそう感じた書き殴った事実は拭えないし拭いたくもないので、残しておく事にします。コメント欄にて対応しなかった丸井氏を卑怯だと思う人たちは、ネットの表層性を疑った方がいいです。いや勿論そのベールをぶち壊したいので僕もそれなりにこうして長々と書いてるのですが、やっぱり反応は人それぞれです。正直僕もちょっと怖いです。全ての誤解は今日の日記で解消されれば良いと思ってますが、全ての閲覧者が同じ事考えるわけもないので、その辺は難しい。でも、頑張って真摯に書きます。

あの日の「象を使う」制作者一同の対応は非常に悪かったです。それは本当です。それを自ら気付かないのも、僕的に本当に残念でした。それも絶対です。その後の僕の書き殴りアンケートへの対応が遅れたことも本当に残念です。それを幼稚にブログ上で表明した僕は、丸井氏個人への中傷と化すだろう事を考慮しなかった。これは本当に良くない事。いや、本当は考慮したのかもしれません。でも、オトナが嫌いな僕は、子どもっぽい対応でリアルを求めてのかもしれません。小難しい抽象的な言葉で逃げているわけでもなく、僕はきっと「呑み語らう同士」のように、丸井氏と腰を据えてこの件に関してやり合いたかっただろうと思います。それを僕の個人的なブログ上で展開する事で、閲覧者が演劇界の事態をリアルタイムに把握して、何かの糧になればと思ったのです。僕の一方的なワガママだったと思います。これも謝罪すべきですね。丸井氏、ごめんなさい。

言葉が重複してるとしたら、焦りと感動と色々な気持ちが入り乱れているからです。申し訳無いです。

感動ってのは、真摯なメールにて対応してもらった事です。別に僕は涙腺弱いわけでも、人間味に弱いわけでもなく、真摯な姿が大好きなのです(あぁ凄くダサイ事言ってるよ僕)。

丸井氏が私に真摯に対応してくれた事、それは本当に嬉しかった事です。本当に素敵な対応だったと言えます。汚点を挙げるのならば、返信の遅さですけれど、それは丸井氏も十分理解しれおられ、何度もメールの中で謝罪しています。

もっと内容を詳細にお伝えしますと、私のアンケートを観た「象を使う」制作一同の皆様は、ミーティングを開いて受付対応について話し合ったそうです。そして問題点を洗い直し、今度の対応にて改善していくとの事です。本当に改善されるのか、敢えて当日券で京都芸術センターに足を運ぼうとか思ってるのですが、心から改善されている事を願っています。ちょっと僕の言葉が傲慢に見えてきました。ん〜、どうしよう。。。もっと単純に話します。

丸井重樹氏からの返答は、真摯で適確で、オトナな内容もあればリアルな内容もありまして、本当に久しぶりに僕は、人間同士の「やりとり」をしたと実感しています。この一件に対して、関心を寄せていた皆様、決して丸井重樹氏を誤解しないで下さい。いや、寧ろ本当にこの一件を野次馬ってしまった皆様に関しては、彼が制作している公演に実際に足を運んでみるのが一番良いかと思います。誹謗中傷を避けるためにも、人間同士の「やりとり」をする上でも、実際に自分で感じてみて下さい。芝居に興味なければ、何ともいえませんが。。。

僕がメール返信から感じた事は、僕自身の幼稚な憤りと彼の大人でリアルな対応です。この場を借りて、感謝します。本当に真摯な対応有難うござました。京都芸術センターへ観劇に行く予定はあるので、その時に丸井氏を見つけたらいきなり話し掛けるかもしれません。僕だけ一方的に顔知ってる状況が嫌なので。その時は、ちょっとだけ相手したって下さい。本当にコドモな私ですみません。それでは、失礼します。

追記:最後の段落、思いっきり丸井重樹氏に向けて書いてますが、僕の本当の気持ちだし、中傷的日記を書いてしまった責任を取る上でも、敢えてここに書いてます。これが責任を取る形になるかわかりませんが。。。色々な方々、何か色々ご迷惑かけてすみませんでした。