FUTA9082ライブ @新世界Bridge

僕はFUTAのライブに演劇性や遊戯性を感じる。
無邪気な子どもが子ども故の「複雑な心境」を彼らなりに唄にしたような。
通奏低音としての「寂しさ」は、FUTAサウンド特有の音の広がり方を決定付けている。
それは決して湿っぽいものでなく、寧ろ恥らいを伴う「生の肯定」として、爽やかに照れ臭くゆっくりとどこか遠くに響いていくような。ささやかな力強さ。

イツノマニカ ヒトリボツチ 

そんな言葉がぽっと心の中に浮かぶのだが、なぜか気づけば笑顔になっているような。
これ程切なく無垢なイメージを出せるのを、私はFUTA9082以外に知らない。
ささやかに素敵な集団だと想います。

http://futa9082.exblog.jp/