オンオフオンオンオンオン

▼いや、さすがに厳しい。この集客数。伸びないなぁ。そりゃ、宣伝してないからだ。だって、毎月公演だったら宣伝に頭を回すだけの器量がまだ俺に無かったりするのだなぁ。いかんいかん。メゲテハ。坪内言葉の魅力は味わえると思うのだが、如何なものか。ビール飲めますよ。皆さん。とここだけで宣伝しても、アウトな広がりが無い。もっとアウトへ。外野の守備は退屈だけれど、とんでもなく重要なんだな。ピッチャーとキャッチャーだけではチームは組めない。んんんー。キャッチャーは増やしたいな、こっそりとでもいいから。

▼FPは今後宣伝チラシをちょっと辞めて、フリペ発行に向かうわけだが、そのフリペの創刊号の次の号の対談を先日済ませた。京都の演劇人一人と大阪の演劇人一人と。って隠す必要もないけれど、一応伏せておこう。どっかで見つかったら、あ見つかったって事で。で、その中でやはり集団性の話になって、お二方とも私の集団性について非常に共感して頂き、ってかやはり他劇団の人々はとてもシビアにやっておられるなぁと感じた次第。私が、「酒とか飲みに誘われたりしません?」って話をすると、「えぇ〜!?」みたいな事になって。それはそれで面白かったけれども。やはり、今一度僕は集団ってものを考えたのであった。って最近集団論が多過ぎて、しかもどうやらうちの奴らもここを観ているそうな。そりゃ観るか。ま、でもいいんだ、そんな事は。先日社会心理学的な資料までも渡して、集団とはって話をした。

▼さて、役者の話だ。最近うちの役者に対して「食える、食えない」といった話をよくする。その上で、と同時にというか、権力構造の話をする。どうもうちは、権力構造に関して、なんだか変な考え方になっていて、まるでチームプレイ万歳みたいな、「みんなで、力を合わせて、頑張りましょう」みたいな、おいそれ小学校高学年じゃないのか?みたいな話になったりする。ま、なったりするって言ってもそれは極少数のメンバー話だったりするので良いけれども。私が一番良くないと思うのは、彼/彼女らが、そういう発言をするときに、極めて「We」になっている事で、本来であれば、シビアに考えれば「I」であるべきところを、常に複数形で、「私たちは」と話す。一人称で語れないって事は、ある種の弱さであって、それに気付きもしないといけない。複数形で語るのは、依存し合いたいからだろう。私はFrance_pan主宰でもあるので「We」で語る事も必要だとは思うけれども、やはり一番大事にしているのは私自身個人だ。一人称で語らない人と仕事はし辛いものなのだ。それを是非感じてもらいたい。自分を大事にするって事は時に他人を傷つける。ってなんだこのオセンチな内容は!自分で自分にイライラしてきた。

▼先日観た坂田明のライブ(そんなもの行ってんじゃねー仕事しろって方、ごめんなさい)の事ばかりを思い出す。