巻上公一+イクエ・モリ+HACO+内橋和久

久しぶりBRIDGE。仕事帰りのBRIDGEは心地よい。今日は巻上さんを見る為に行った。19時30分始りだが、開場は18時30分。実際に始ったのは、19時50分ぐらい。何の説明も無に20分押す。それが良い。文句一つ言わず、麦酒呑みながらソファで待つ。今日の出演者の皆さまが、駄弁っている。それが良い。耳を立てる。
演奏が始る。遅蒔きながら生・巻上公一さんを観るのは初めてだったが、彼の存在感は圧倒的だった。この人がリチャード・フォアマン「マインドキング」を上演したのだな、と想うと背筋がぞぞっとする。とてもとても観たかった(二人芝居だった!)。僕は素敵なモノを観ると笑顔になってしまう傾向があるらしいのだが、ずっとニヤニヤしてたと想う、僕最前列。パフォーマンスについて考えた。声とか身体とか、前に出る出る。てな感じで前半終了。
休憩時間中、巻上さんとお話しすることが出来た。とても嬉しかった。トゥバの話、フォアマンとの出会いの話等。「反響マシーン」の編集者でもある巻上さん本人とお話できた事をとても嬉しく想う。先日読み終えたばかりの本の編集者と話すってのは、なかなか無い機会だ。さすがBRIDGE。そして後半もかなり面白かった。(巻上さん以外も、勿論素晴らしかった。個人的には、AFTER DINNERのHACOさんに実はかなり興奮していて、AFTER DINNERの1枚目のアルバム「AFTER DINNER」は、世界的に見ても屈指の名盤だから、そのHACOさんがその場に居るって事だけでも十分僕は卒倒しそうだった。とても愛らしい素敵な人柄だったと想う。) 基本的に即興のセッションだったのですが、内橋さんのぐいぐい引っ張る感じ、そして途中でその思考がぷつんと切れちゃう感じ、大変かっこよかったです。意識の流れ音楽って印象。