Masumi Akita & Russel Haswell/Satanstornade

Satanstornade

手塚治虫著「ブッダ」は、ほんと一大事な名著だけれども、初めて読んだ時に印象的だなぁと小学生ながらに思ったのは、解脱を望んだブッダが必死に悪魔と戦う場面だ。家族を捨てちゃうガウタマ・シッダールタさんなんだけれど、僕は小学生ながらに、家族捨ててまで!?えぇ!?と思った。そういえばそんなタイトルの本が出てたっけ。ま、とにかく僕は今、あのブッダが悪魔と戦っていたような気分。でも、なかなか都合よく僕の悪魔は出てこない。良心が人を殺すんだという言葉を反芻しながら、こういった音楽を聞いて、悶絶中。