不具合

ども。脳震盪な日々を過ごしている伊藤です。
ついついぼさーっとしていたら、ネット止められました。更新出来ずに放心、すみません。

しかし、人間、興味のベクトルがあちらこちらに飛びまくると、世界が目まぐるしいスピードでクルクル回転しちゃって(るように感じちゃって)、実際脳震盪ですよ。本屋→CD屋→ネット→ブログ→本屋→コンビニ→CD屋→図書館→美術館→映画館→博物館→劇場→テーマパーク→本屋→CD屋→ぐるぐるぱぱーーーーみたいな。
これをジャンルで数珠繋ぎ微分(固有名厳禁)すると、
書籍→映画→音楽→演劇→男性文芸→書評→絶版コーナー→新書→海外文学→映画→日本映画→実験映画→アニメ→萌え→音楽→クラッシク→ロック→実験音楽→演劇→ドイツ現代戯曲→俳優訓練→声学→ジャズ→思想→

って書いてるだけで頭がデュラン・デュランしてくるから、ほんともー、職人って言うか、「俺は木を切るだけだ。生きるぞ。」って言い切るキコリに憧れたりもするんだけど。。。

まぁ結局、一心不乱を一身腐乱だと思い込んでいた僕がバカなのだろうね。手広く興味の意思/石を撒き餌の如く放り投げてきたけれど、ちょっと肩が疲れてきたと言うか。。。しかし依然としてやはり興味石は遠投され、興味包囲網は延々広がって行くのだけれど、(実際今更ながらに興奮して読んでるのがV&R社の壮絶な記録)、ここらでちょっと原点回帰したいな、って豪語できるような原点は無いんぞ!!(あ、やばい。これ自分探し的文体になっちゃってる!!!)

僕が久方ぶりにこれほど独り悦入っているのには、理由が二つありまして。

一つは先日いわゆるツミバツ(贋作・罪と罰)を生でお慈悲で見に行った事です。I、有難う!しかしいやー、思い出した思い出した。僕の淡かった頃の気持ち・青春時代を思い出しましたよ。高校時代の先輩が贋作・罪と罰を上演してたんですが、その時の印象がぐわわーっと。特に後半、溜水と妹・三条と才谷が同じ舞台上で交差していくシーン(名場面!)では、思い出し泣きをしちゃいそうになりました。いや、本当に。尊敬できる先輩方でしたから。

で、僕が何を考えたかっていうと、自分がやって気持ち良い事と自分が見てすげーと思う事は微妙に違うぞって事です。これ難しいんで、また書けたら書きます。

(突然内容に関して書くと、個人的にマギーが凄く良かった。あの姿は笑いを基本軸に役者・劇団やってる人には、凄く頼もしい姿だったんじゃないでしょうか。僕は基本的にマギーの作る笑いに「お茶の間意識」を感じるので、それ程好きなタイプでは無いのですが、ああいった大舞台で活躍出来るんだぁって言う成長・感嘆がありました。「銃の構え方逆だよ!!」とかやってた時代から、あれだけ堂々と演技するようになったんだぁって言う。そして美波、めちゃかわいい!!!!)

二つ目は、ケラリーノ・サンドロヴィッチの「センス・オブ・ナンセンス」第十二回をやっとこさ読んだって事です。毎度の事ながら、この小エッセイを読むと僕の震度計は速攻振り切れちゃいますが、ってレトリックが完全に不必要なぐらい、「センス・オブ・ナンセンス」に僕は恩恵蒙ってます。母の温もりを勝手に感じてます。
詳細に言えば、この回でケラさんは、昔彼の言っていた事と微妙に違う事を言ってると思うけれど、そんなことはどーでもよくって、むしろこの回で重要なの事は、エンターテイメントと実験の両立みたいな話であって、彼の純粋でまっすぐな、なんて言うと気恥ずかしいけれど、彼の「何かをする姿勢」が凄くこっちに伝わってくるのです。

あぁ〜、腰据えて、ゆっくりと熱い緑茶でも飲みながら、思索に耽りたいぃ〜〜。
オープンカフェりたい!!

注意:金銭感覚や道徳観が錯乱しており、言葉荒れてます。すみません。