[イベント]

1.ジ・アウトサイダーズ 12/12 大阪府立現代美術センター
 出演:東谷降司、大竹伸朗藤本隆行、梅田哲也、一楽儀光、UA
 司会:内橋華英
 即興BGM:内橋和久

大阪・カレイドスコープ事業の一環として催された企画。またしてもヴォランティア。
ゆる〜い感じで対談?は始まった。お酒呑みながらの、駄弁り会、といった雰囲気。印象的だったのが、大竹伸朗氏の言葉。「まわし蹴り」って言葉が一番面白かった。そして養老孟司の言葉から「人間の死亡率は100%」を引用して、そこからアートへの姿勢を表明してるのが、本当に納得出来た。つい先日、僕なりの「もがく論」みたいなものを日記についつい書いてしまったが、大竹伸朗の言葉で、僕は何だか凄く色々なものがすっきりした。凄く当たり前な事を当たり前に言ってるだけなんだけど、そんな当たり前な事を言ってくれる頼もしい人生の「先輩」って必要何だなぁと改めて思った。奇しくも、彼の著作のタイトルが「既にそこにあるもの」 僕は身震いしちゃいました。

2.関西ダンスシーン10年後にむけた展望 12/13 大阪府立現代美術センター
 出演:佐東範一、志賀玲子、山本達也、大谷燠、坂本公成
ダンスアーティスト:砂連尾理、北村成美、エメスズキ、隅地茉歩、相原マユコ、岩澤尚美

こちらもカレイドスコープ。ボラ。
昨日のゆるさと打って変わってまじめな印象。私はこちらの雰囲気の方が単純に好きです。お客さんを前にしている、という緊張感があるから。この辺の話はまた後で。
印象的だったのが、小屋とアーティストの関係性。そして2部のアーティスト対談?の際の司会の方(dBの方ですが、名前メモってませんでした。すみません! でも、お客さんの誘導・司会の進め方等、抜群に素敵な人柄が滲んでて、かなり好印象でした)がおっしゃってた言葉で、料理と皿ってのが面白かった。こういった単純な比較が出せるあたりが、よく考えてるなぁって思った。あと志賀玲子さんの個人的な意見とかも非常に気になった。それは「隣近所の人がダンスをちっとも知らない」みたいな話なんですが、僕は色々とこの発言で考えさせられた。

とりあえず、13日のイベントでは「考える」事が多く、12日のイベントでは「思う」事が多かった。この違いは面白い。でも僕は考えつかれたので眠ります。(って終り方が最近多いなぁ。。)